ニュース その他分野 作成日:2019年10月29日_記事番号:T00086587
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心、RCTED)が28日発表した10月の消費者信頼感指数(CCI)は80.97ポイントと前月比0.11ポイント上昇し、2カ月連続での上昇となった。29日付工商時報などが報じた。
CCIを構成する6項目のうち4項目が前月比で上昇した。上昇幅が最も大きかったのは、「今後半年間の耐久消費財購入機会」で、前月比3.15ポイント上昇の105.4ポイントで、2015年8月以来の最高だった。台経中心は、台商(海外に進出した台湾企業)のUターン投資で工場やオフィス需要が活性化したためと分析した。続いて▽今後半年間の物価水準、52.75ポイント(1.5ポイント上昇)▽今後半年間の台湾景気、87.3ポイント(0.95ポイント上昇)▽今後半年間の家庭経済、91.15ポイント(0.65ポイント上昇)──だった。今後半年間の家庭経済は、15年5月以来の最高となった。
下落した2項目のうち「今後半年間の株式投資機会」は前月比3.5ポイント下落の61.6ポイントで、過去4カ月で最低となった。台経中心は、台湾株式市場の加権指数が29年半ぶり高値を付け、高値づかみをするリスクが高まったことが要因と説明した。
「今後半年間の就業機会」は前月比2.1ポイント下落の87.6ポイントで、10年11月以来の最低だった。米中貿易戦争、世界経済の減速が製造業に打撃を与え、労働市場に影響が表れた。
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