光学関連製品大手の光宝科技（ライトン・テクノロジー）が４日発表した第３四半期の純利益は前期比29.8％増、前年同期比17.8％増の31億1,000万台湾元（約111億円）で、四半期ベースで過去３年の最高を記録した。粗利益率の高いゲーム用（ゲーミング）製品やスマートスピーカー向けの電源の出荷増が貢献した。５日付工商時報などが報じた。
第３四半期連結売上高は481億5,700万元で、前期比8.3％増、前年同期比9.8％減だった。粗利益率は16.2％で、前期比0.5ポイント上昇、前年同期比0.4ポイント上昇し、過去９年で最高だった。
またライトンは同日、フィンランドの同業、salcompにインド工場を2,992万米ドルで売却すると発表した。来年１月に取引が完了する予定だ。
