ニュース 運輸 作成日:2019年11月8日_記事番号:T00086778
台湾鉄路(台鉄)が車両更新のため2024年までに購入する車両1,282両のうち、新型の通勤電車520両については第1弾の20両(2編成)が来年6月26日に納入される見通しだ。通勤電車全ての納入完了は23年7月を予定している。8日付聯合報が報じた。
新型の通勤電車は韓国の電車メーカーがフランスの高速列車「TGV」開発チームに設計を依頼し、「ロボット」をコンセプトにしているようだ。車両デザインは12月13日に公開される予定だ。
台鉄は24年までに約1,000億台湾元(約3,600億円)を投じて▽都市間鉄道車両、600両▽通勤電車、520両▽機関車、102両▽支線用車両、60両──を購入する計画だ。都市間鉄道車両は第1弾の24両(2編成)が21年1月、第2弾の144両(12編成)が同年11月に納入され、花蓮~台東を結ぶ花東線に優先的に投入される予定だ。
台鉄が保有する旅客車2,354両のうち、589両は車齢が30年を超えており、故障が頻発している。台鉄は21年から準急行列車「復興号」、急行列車「莒光号」の使用年数を過ぎた車両518両を順次退役させる計画だ。
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