ニュース その他分野 作成日:2019年11月12日_記事番号:T00086826
行政院主計総処が11日発表した統計によると、9月の経常性給与(賞与、残業手当などを含まない基本賃金)は4万1,845台湾元(約15万円)で前年同月比1.72%増と、2%を割り込み、過去2年4カ月で最低の伸び幅だった。12日付経済日報が報じた。
主計総処国勢普査(国勢調査)処の潘寧馨副処長は、9月に2%増を割り込んだだけで、1~9月の経常性給与は前年同期比2.24%増と、安定していると語った。
機械設備製造業の9月経常性給与は前年同月比1.12%増、1~9月は前年同期比1.42%増と、全業種の平均より低かった。1~9月の機械設備製造業の労働時間は169.4時間で、世界金融危機以来で最も少なかった。潘副処長は、工作機械業界のいわゆる「無給休暇」(景気を理由とした労働時間削減、実際には有給を含む)実施を反映していると語った。
残業時間、6%減少
9月の時間外労働時間は、1人当たり平均7.7時間で前年同月比6.1%減と、11カ月連続での前年割れだった。うち製造業は12カ月連続の前年割れだった。
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