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飲料容器の宏全国際、フィリピンに新工場


ニュース その他製造 作成日:2019年11月13日_記事番号:T00086847

飲料容器の宏全国際、フィリピンに新工場

 飲料容器大手の宏全国際(THC)は12日、フィリピンに100%子会社を設立し、ルソン島バタンガス州に新工場を建設する計画を董事会で承認した。設備投資額は3億5,700万台湾元(約12億8,000万円)で、2021年第1四半期の生産開始を目指す。13日付工商時報などが報じた。

 新工場の敷地面積は約5,100坪。飲料大手向けのペットボトルのプリフォームやふたなどを生産予定。年間の生産額は1億5,000万~2億元を見込む。

 宏全国際の第3四半期連結売上高は59億7,200万元(前年同期比6.4%増)、純利益は4億6,700万元(36.3%増)だった。1~9月連結売上高は、171億3,200万元(7.5%増)、純利益は12億1,800万元(11.1%増)で過去最高だった。

 同社は今年、ミャンマー、インドネシア、ベトナムに新生産ラインや拠点を設置し、1~9月の東南アジア工場の売上高が前年同期比42%増となった。証券会社は来年について、新生産ラインや新工場の稼働を受け、同社の売上高と利益は共に2桁成長すると予測した。