富邦集団傘下の大手インターネット通信販売サイト「ｍｏｍｏ購物網」は12日、独身の日（光棍節、11月11日）の特売セールで、当日の売上高が約21億台湾元（約75億円）と、前年同日比約80％増加したと発表した。通常の平日の12倍に相当する売上高だ。13日付工商時報などが報じた。
ｍｏｍｏで11日、総額100万元以上の購入者は４人に上った（12日＝中央社）
運営会社の富邦媒体科技（ｍｏｍｏドットコム）は、11日のアクセス数は延べ2,000万件と、通常の平日の12倍に増加したと説明した。セール開始直前１時間に80万人がサイトを訪問し、特売商品は開始直後に売り切れとなった。
人気商品は、▽トイレット・ティッシュペーパーやおむつなどの生活用品▽アップルのスマートフォン「iPhone11」や外付けハードディスクドライブ（ＨＤＤ）などの３Ｃ（コンピューター、通信、家電）製品▽化粧品──などだった。
この他、通販サイト「東森購物（ＥＴモール）」は、同日午後５時までの売上高が１億4,000万元に達した。中国での販売も合わせると同日売上高は２億元を超え、サイト開設16年来で１日の過去最高を更新した。
