台湾高速鉄路（高鉄）が車両12編成を調達する。江耀宗董事長によると、11月末に入札を公告し、来年６月に落札者を決定、2024年にまず８編成を導入する。16日付経済日報が報じた。
高鉄は14日より、「カナヘイの小動物」ラッピング車両を導入した。20年９月まで運行予定だ（中央社）
江董事長は、日本、ドイツ、カナダのそれぞれ２社以上の企業が入札意欲を示していると明かした。調達総額は360億台湾元（約1,300億円）とみられる。
高鉄は、昨年の旅客輸送量が１日当たり延べ17万5,000人だった。今年は18万人に増加し、９～10月は18万3,000人、乗車率は67～68％に上った。特に週末は旅客輸送量が多く、増便が必要な状況だ。
