ニュース 政治 作成日:2019年11月18日_記事番号:T00086933
総統選挙と同時に行われる立法委員選挙に関連し、統一色が濃い顔触れに党内外から批判の声が上がるなどした国民党の比例代表候補名簿について、同党の臨時中央常務委員会は15日、名簿登載順位を見直し、34人から成る新たな比例代表候補名簿を発表した。16日付自由時報が報じた。
呉主席(中)は、同意票も不同意票もあり、満足とは答えられないと語った(15日=中央社)
上位は当初1、2位の元中央警察大学教授の葉毓蘭氏と国民党政策委員会の曽銘宗執行長の順位を入れ替えた。また、中国国歌に起立して敬意を示したことが議論を呼んだ退役軍人の呉斯懐氏は4位で順位に変動はなかった。
呉敦義党主席は自らを当選安全圏内に配列したことが強い批判を浴びたため、当初の10位から14位に後退した。
新名簿は16日、中央委員会議でそれぞれの名簿登載者に対し、中央委員(210人)による同意投票を行い、過半数の同意で名簿登載が確定する方式で表決が行われた。
34人のうち33人は名簿登載が確定したが、出馬辞退した邱毅元立法委員の代わりに17位に登載された張顕耀・元大陸委員会(陸委会)副主任委員には出席委員189人のうち106人が不同意票を投じ、名簿除外が決まった。また、呉主席への不同意票は58票に達し、党内の不満が浮き彫りになった。
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