マルチメディアソフトウエア開発の訊連科技（サイバーリンク）は先日、東京支社で人工知能（ＡＩ）顔認識エンジン「FaceMe（フェイスミー）」の発表会を開催し、スマートリテールやセキュリティー市場の開拓に意欲を示した。19日付工商時報が報じた。
サイバーリンクは「フェイスミー」の日本市場開拓に向け、最新技術や応用、導入成功例を紹介した（同社リリースより）
サイバーリンクは、フェイスミーを応用したパッケージ製品▽「フェイスミー・リテール」、小売業界向け▽「フェイスミー・セキュリティー」、セキュリティー業界向け▽「フェイスミー・カープレート」、自動車のナンバープレート監視用開発キット──などを発表した。
「フェイスミー」は99.8％の認識率を誇り、米国立標準技術研究所（ＮＩＳＴ）の顔認証技術ベンチマークテスト（ＦＲＶＴ）や国際コンテスト「メガフェイス・チャレンジ」で、精度、速度で世界最高レベルの顔認識エンジンと評価されている。顧客は世界で1,000社を超えた。
