ニュース 機械 作成日:2019年11月19日_記事番号:T00086945
台湾ではドローン(無人機)を同時に多数飛行させる「スウォーム(編隊)飛行」技術の開発が本格的に進められている。南部科学工業園区(南科)の人工知能(AI)、ロボット技術イノベーション拠点「南科AI_ROBOT自造基地」によると、ドローンに使用される▽リアルタイム・キネマティック全地球測位システム(RTK-GPS)▽発光ダイオード(LED)光源▽信号受信装置──などの部品の台湾域内自給率は約65%に上る。19日付電子時報が報じた。
ドローン編隊飛行コンテストのプレイベントで16日、台中の空をドローン100台が彩った(16日=中央社)
ドローン編隊飛行技術の自主開発を目指す南科AI_ROBOT自造基地のプロジェクトから生まれたベンチャー企業、台湾希望創新(台湾スウォーム・イノベーション)は、昨年末にドローン編隊飛行に必要なソフトウエア、ハードウエアの技術開発に成功。今年初めからドローン編隊飛行ショーを開催し、7月末に100機、10月に150機の規模に達した。
台湾希望創新の創業者である李志清氏は、台湾でドローン編隊飛行ショーに参入しているのは現在3社のみと指摘。ショーを通じてドローンの性能を試験し、関連技術を新たな分野に応用することができると説明した。
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