ニュース 運輸 作成日:2019年11月19日_記事番号:T00086949
桃園国際空港の第3ターミナル建設について、運営会社の桃園国際機場公司の王明徳董事長は、ターミナル本体の着工が来年となった場合、竣工(しゅんこう)は2024年へと、従来予定の23年末からずれ込む可能性があると説明した。19日付工商時報が報じた。
同ターミナルは、入札が設計の複雑さや建設コストの高さから3回も不調に終わり、設計の見直しを進めている。桃園国際機場公司は、従来より簡素化した設計図を今週中に公開する予定と明かした。また、交通部の王国材政務次長は18日、「来年2月末までに設計の見直しに関する検討を終える」と説明した。
桃園国際機場公司は今後、年間延べ200万人の旅客を収容可能な「北ロビー」の先行建設を検討する。3年半の工期を見込む。
一方、18日に開かれた立法院交通委員会では、立法委員から、今になって予算を理由に設計を変更するのは設計者に対する敬意を欠くとの指摘が上がった。これに対し王政務次長は、「運営会社に設計理念は変更しないよう求める」と答えた。
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