ニュース 運輸 作成日:2019年11月19日_記事番号:T00086952
台中国際空港で18日、ターミナル改良工事の着工式が行われた。9億9,000万台湾元(約35億2,000万円)を投じて、旅客容量を年間延べ369万人へと現在より100万人拡大する。2022年の完工予定だ。19日付自由時報などが報じた。
着工式に出席した蔡英文総統は、海外の重要空港をモデルに台中空港の整備を進める考えを示した(18日=中央社)
同空港の台湾域内便のターミナルは現在、2階建てながら1階部分のみしか供用されていない。これを3階建てに改築し、各階で国際線ターミナルと連絡することで利便性向上を図る。また、ボーディングブリッジを増設する。
台中空港については林佳龍交通部長が、従来の35年までの整備計画を、新たに予算508億元を投入して40年まで延長し、民間航空専用滑走路やその他の空港設備を建設する方針を示していた。同日は旅客容量1,000万人以上を目標に、都市交通システム(MRT)やフォルモサ高速公路(国道3号)からの連絡道路引き入れなど、空港へのアクセス改善を図る計画を初めて明らかにした。
台中空港の昨年の利用者は延べ264万人。前年比10%以上の増加で過去最高となった。
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