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MRT中山駅ビル、12月に入札実施


ニュース 建設 作成日:2019年11月26日_記事番号:T00087066

MRT中山駅ビル、12月に入札実施

 デベロッパーの皇翔建設は、12月20日に台北市の都市交通システム(MRT)中山駅と一体の商業オフィスビル「皇翔中山」の物件と駐車場を対象とした入札販売を、仲量聯行(ジョーンズラングラサール台湾、JLL台湾)を通じて行う。最低制限価格は計24億4,000万台湾元(約87億円)で、オフィスの1坪当たり販売額は127万元と、同市西部で過去最高となる。26日付工商時報が報じた。

 仲量聯行によると、皇翔中山は中山駅6番出口に建設された地上17階、地下4階建てのビルで敷地面積は508.5坪。1~4階が小売業用、5~17階がオフィス用となる。皇翔建設と台北市政府捷運工程局の権利比率は32対68で、皇翔建設は4階、10~12階のオフィス438~450坪、17階の40.5坪および34.47坪の物件、駐車スペース19カ所の合計1,865.25坪を一般競争入札で販売する。駐車スペース1カ所当たりの最低制限価格は約380万元。

 台北市で全棟高級(A級)オフィスの物件が新規供給されるのはほぼ2年ぶり。1坪当たりの賃貸料は2,500~3,000元となる見通しだ。