交通部観光局の25日発表によると、10月の中国からの訪台者数は延べ11万4,852人で、前年同月比52.5％減少した。中国政府による台湾旅行制限の影響だ。観光局は、年末にかけてさらに減少するとの見通しを示した。26日付工商時報が報じた。
訪台者全体では延べ93万9,131人で、前年同月比2.2％減少した。国・地域別上位３位は、▽日本、20万7,000人（13.9％増）▽香港・マカオ、12万7,000人（６％増）▽韓国、12万5,000人（38.9％増）──で、軒並み増加した。中国は４位だった。
政府が旅行客誘致を強化する東南アジアは、▽マレーシア、延べ４万8,000人（前年同月比8.5％増）▽タイ、４万4,000人（41.6％増）▽フィリピン、４万3,000人（37.2％増）▽シンガポール、４万1,000人（11.1％増）──が４万人以上だった。
