デベロッパー大手、興富発建設（ハイウェルス・コンストラクション）は26日、2021年に台南市で、22年に新北市と高雄市で高級ホテルをプレオープンする予定と説明した。27日付工商時報などが報じた。
台南市安平区では、マリオット・インターナショナルとの提携で、アロフトブランドのホテルを計画している。客室数115室で、年間売上高目標は２億台湾元（約７億1,000万円）。
新北市の金山老街近くでは、ハイアットホテル＆リゾーツホテルグループとの提携で、高級リゾートホテルを計画している。客室数202室、平日の平均客室単価は5,000元以上、休日は１万元以上と見込む。年間売上高目標は８億元。
高雄市立美術館近くの高級ホテルでもハイアットと提携予定で、客室173室、年間売上高目標は９億元。上流顧客や企業をターゲットに、レストランや宴会場、リラクセーション施設を設置する。
鄭欽天総裁の長男、鄭鈞方特別助理は、ホテル事業の収益が安定すれば、生命保険会社に売却する可能性もあると語った。
廖昭雄副総裁は、19～23年に完成する住宅や商業オフィス物件の発売総額は1,700億元以上と語った（26日＝中央社）
