ニュース 医薬 作成日:2019年11月27日_記事番号:T00087095
バイオ医療産業の発展を促進する国家生技医療産業策進会(生策会)は26日、新会長に中央研究院(中研院)前院長の翁啓恵氏を選出した。新会長にはノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)の林百里(バリー・ラム)董事長が就任すると予想されていたため、選挙結果は予想外と受け止められている。27日付経済日報が報じた。
生策会の新会長に就任した翁氏(中)。産業界での経験はないが、国家の産業発展の視野を擁しており、懸け橋として最適と評されている(26日=中央社)
生策会は台湾バイオテクノロジー業界最大の団体で、政府の政策にも影響力を持つ。同団体の第6代会長に就任する翁氏は、生策会を通じて情報技術(IT)産業とバイオ医療産業を結び付けるプラットフォームを構築したいと語った。また、台湾のバイオ医療産業には今後、研究機関や政府の支援の下で新たな機運が生まれ、方向性と特色を見いだし、世界市場に乗り出すとの見通しを示した。
なおクアンタの林董事長は、台湾大学前学長の楊泮池氏、中国医薬大学附設医院董事長の蔡長海氏とともに副会長に就任する。また、前会長の陳維昭氏は名誉会長に就任し、引き続き生策会の活動に協力する。
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