ニュース 商業・サービス 作成日:2019年11月27日_記事番号:T00087096
台湾ブランドのコーヒーチェーン、西雅図極品咖啡(バリスタコーヒー)が自社店舗や加盟店、カルフール(家楽福)などでアラビカ種100%使用と表示し、販売していた「西雅図レジェンダリー義式総合2LB」など13種の袋入りコーヒー豆に、低価格のロブスタ種が混入していたことが発覚した。同社は、不実表示を認め、消費者が今年9月30日までに購入した商品の返品を受け付けると発表した。27日付自由時報などが報じた。
バリスタコーヒーは不実表示で、22年の歴史とブランドに傷がついた(26日=中央社)
不実表示を指摘する報道を受け、台北市政府衛生局が10月にバリスタコーヒーを経営する馥余実業と工場を訪れ、アラビカ種100%使用と表示していた「西雅図系列咖啡」シリーズの商品と原料をサンプル検査したところ、コーヒー豆の輸入量と生産量が一致しなかった。士林地方検察署(地検)が捜査した結果、ロブスタ種の混入、販売を確認、総経理と工場長と従業員の3人が不当利得1,000万台湾元(約3,600万円)を得ていたと認定した。食品安全衛生管理法、刑法の違反により、7年以下の懲役、8,000万元以下の罰金が科される可能性がある。
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