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導光板の茂林光電、マックブックプロ向け受注か


ニュース 電子 作成日:2019年11月28日_記事番号:T00087122

導光板の茂林光電、マックブックプロ向け受注か

 バックライト用導光板メーカー、茂林光電科技(グローバル・ライティング・テクノロジーズ)は、米アップルが今月発売したノートパソコン、MacBook Pro(マックブックプロ)の16インチ新機種のキーボード向けを受注したようだ。同機種にシザー式の発光キーボードが採用されたことで、茂林光電はアップルのサプライチェーンに復帰を果たしたとみられる。28日付工商時報が報じた。

/date/2019/11/28/01mac_2.jpg李董事長(左2)。銅鑼工場は全面自動化しており、生産ラインが8本ある(27日=中央社)

 茂林光電の李満祥董事長は27日、来年は発光キーボード向けの出荷が拡大し、情報技術(IT)製品向けの売上高構成比は50%に上昇するとの見通しを示した。今年第1~3四半期のIT製品向けの売上高構成比は約33%で、うち発光キーボード向けが約70~80%を占めた。

 李董事長はさらに、IT製品向けの需要を見込み、新竹科学工業園区(竹科)銅鑼科学園区の工場で新たな生産ライン2本を年内に稼働させると明らかにした。同工場の設備稼働率は現在の50%未満から60%に上昇する見通しだ。