ニュース 電子 作成日:2019年11月28日_記事番号:T00087126
アップルはワイヤレスイヤホン新製品「AirPods Pro(エアポッド・プロ)」の販売好調を受け、中国の立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー)に対し、月産200万セット以上への生産量倍増を、同社と歌爾(Goertek)のベトナム工場に対しても増産を求めているようだ。日経アジアンレビューの報道を基に、28日付経済日報などが報じた。
エアポッド・プロは、ラックスシェア傘下の宣徳科技(スピードテック)がコネクターを供給している他、新日興(SZS)、南亜電路板(NYPCB)、景碩科技(キンサス・インターコネクト・テクノロジー)も部品サプライヤーのため、恩恵を受けそうだ。
消息筋によると、アップルが最新のハイエンド製品の生産を中国メーカーに委託するのは異例だ。ラックスシェアICTは中国2カ所の工場で生産している。アップルの中国メーカー重視は、鴻海精密工業、広達電脳(クアンタ・コンピューター)、英業達(インベンテック)など台湾メーカーにとって打撃となりそうだ。
エアポッド・プロは先月末に発売後、世界中で品薄となり、今注文しても1カ月待ちだ。アナリストは、今年のエアポッド・プロ出荷量は6,000万セットに倍増し、2020年は8,000万セットと予測した。
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