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台北101のオフィス賃料、中層階も4千元台に


ニュース 建設 作成日:2019年11月28日_記事番号:T00087127

台北101のオフィス賃料、中層階も4千元台に

 内政部の不動産取引実勢価格情報によると、台北市信義計画区の超高層ビル「台北101」の中層階に当たる20階、32階の物件賃料が、今年6月時点で1坪当たり4,000台湾元(約1万4,000円)を上回ったことが明らかになった。5年連続の上昇で、過去7年で賃料の上昇幅は約50%に達した。28日付経済日報が報じた。

 不動産仲介大手、信義房屋によると、台北市の高級(A級)オフィスビルの賃料上昇は2016年以降顕著になっており、現時点の最高契約額は昨年12月に賃貸された「台北南山広場」の38階の物件で、1坪当たり月間4,672元。次いで、▽国泰置地広場、4,568元(35階、今年7月)▽台北101、4,411元(83階、14年4月)──が続いた。

 現在、台北市信義計画区のA級オフィスビル賃料の上昇が、松江南京、敦北民生、敦南商圏の各エリアの賃料を引き上げている。