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コーヒー豆輸入量、10年で3倍増


ニュース 農林水産 作成日:2019年11月29日_記事番号:T00087162

コーヒー豆輸入量、10年で3倍増

 財政部統計処が28日発表した統計によると、コーヒー豆の2018年輸入量は3万5,811トンと、08年と比べ3.1倍に増えた。19年1~10月は3万1,821トンと前年同期比5.1%増で、通年では過去最高を更新する見通しだ。近年のコーヒーブームを反映している。29日付工商時報が報じた。

 コーヒー豆の18年輸入額は1億8,020万米ドルと、08年の4,670万米ドルから毎年平均1,300万米ドル増えた。19年1~10月は1億5,140万米ドルで前年同期比0.8%増だった。

 19年1~10月の輸入コーヒー豆の内訳は、生豆が63%、焙煎(ロースト)済みが37%だった。生豆は自家焙煎するコーヒーショップなど、焙煎済みのコーヒー豆はコンビニエンスストアやメーカーが主に使用する。生豆の輸入元は、▽ブラジル、25%▽コロンビア、12%▽エチオピア、11%──などアラビカ種の生産地が多く、焙煎済みのコーヒー豆は▽米国、38%▽日本、22%▽マレーシア、17%▽欧州、16%──などだった。

 台湾のコーヒー豆生産量は18年に1,018トンと、08年より91.1%増えた。価格は1キログラム当たり28.2米ドルで、輸入コーヒー豆の6.6倍と高い。このため輸入コーヒー豆を使用する業者が多い。