ニュース 政治 作成日:2019年11月29日_記事番号:T00087166
国民党の総統候補、韓国瑜高雄市長の妻、李佳芬氏の一族が雲林県と彰化県の境を流れる濁水渓で不正に砂利を採取し、暴利を上げていたとする疑惑が浮上した。自由時報電子版が伝えた。
黄立法委員は、韓氏は自らの家族を「発大財(繁盛)」させたと皮肉った(29日=中央社)
黄国昌立法委員(時代力量)は、濁水渓の西螺大橋付近に1998年、韓氏の介入で不必要な堤防が築かれ、従来の堤防と新たな堤防の間に生じた土地で李氏一族が違法に砂利を採取し、暴利を上げていたなどと指摘した。
堤防に囲まれた用地は、不自然な形で「河川」から「浮覆地」(流路変更で生じた土地)に地目変更されていた。黄立法委員は「特権で国家資源を奪い取るやり方は見ていられない。韓氏夫妻も私が何を言っているかはっきり分かるはずだ」と批判した。
これに対し韓氏の選対は、李氏の父が砂利採取業者を経営していたのは、韓氏が李氏と知り合う前のことで、韓氏は関与しておらず、立法委員としての職権を利用し圧力をかけた事実はないと反論。「選挙は政策討論という基本に立ち返るべきだ」などと批判した。
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