ニュース 電子 作成日:2019年12月2日_記事番号:T00087170
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)傘下の受動部品メーカー、乾坤科技(シンテック)の劉春条董事長は、スマートフォン用インダクター需要が旺盛で、フル稼働になっているため、生産能力を4~5割拡大すると明らかにした。今月から新たな生産ラインを順次稼働するという。30日付経済日報などが報じた。
シンテックはスマホ用インダクターの世界最大手。9月発売のアップルのスマホ、iPhone11シリーズ向けにも供給している。生産拡大には来年の第5世代移動通信(5G)対応スマホ向けの需要に備える狙いもある。
劉董事長は、米国の大手スマホメーカー向けだけで毎月、スマホ1,000万台分に相当する10億個余りのインダクターを供給していると説明。また、台風19号(アジア名・ハギビス)で浸水被害を受けた日本の同業大手、太陽誘電の福島工場が完全復旧に至っておらず、ミドル~ハイエンドのインダクターが供給不足になっていると語った。
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