パソコン大手の華碩電脳（ＡＳＵＳ）は、ノートＰＣの従来の物理キーボード面にもディスプレイを搭載した製品「Project Precog（プロジェクト・プリコグ）」を2020年に発売する予定だ。30日付経済日報が報じた。
プロジェクト・プリコグは、18年にコンセプト製品として発表していたもので、一般的なノートＰＣとして使う「スタンドモード」、書籍のような見開き型の「ブックモード」、ディスプレイを外側にテント状に立てる「テントモード」、ディスプレイを水平に広げる「フラットモード」の４モードが想定されている。ディスプレイ部にキーボードを表示したり、通常の外付けキーボードを接続したりして使用することもできる。
許先越共同執行長は、スマートフォン事業は３年以内の黒字化を目指しており、現在はゲーミング（ゲーム用）スマホの需要喚起に注力していると説明した。ＡＳＵＳが今年発売したゲーミングスマホ「ROG Phone II」は、価格設定が低過ぎると懸念する声が出ている。
