ニュース 建設 作成日:2019年12月2日_記事番号:T00087176
デベロッパー最大手、興富発建設(ハイウェルス・コンストラクション)グループの鄭欽天総裁が、10月末で廃業した大統集団傘下の華王大飯店(ホテル・キングダム、高雄市塩埕区)の買収に向け、ホテル側と意向書を取り交わしたことが分かった。30日付工商時報が報じた。
鄭総裁は、ハイウェルスとしてではなく個人資金15億1,000万台湾元(約54億3,000万円)で華王大飯店を買収し、高層マンションに改築する計画と説明した。ただ、会社の純資産額など細部を把握する必要があるとしており、グループ関係者によると、まだ正式な取引には至っていない。取引の状況は来年1月にも明らかになる見通しだ。
ハイウェルスは高雄市の不動産市場を有望視しており、今年は「高雄CBD経貿中心」など4件、計160億元以上の新規マンション物件を発売。来年も新規物件の7割が同市に集中する。
華王大飯店は、中国政府による台湾観光規制や新規ホテルとの競争などの要因で業績が悪化し、10月末で約50年に及んだ歴史に幕を閉じていた。
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