ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

11月住宅取引、3割増加【表】


ニュース 建設 作成日:2019年12月2日_記事番号:T00087177

11月住宅取引、3割増加【表】

 不動産仲介大手5社の▽信義房屋▽永慶房屋仲介▽住商実業▽中信房屋仲介▽台湾房屋仲介──の29日発表によると、11月の住宅物件取引件数は前年同月比25~30%増加した。来年1月の総統選挙が近づく一方、初めての自宅購入が目立った。30日付工商時報などが報じた。

/date/2019/12/02/2realestate_2.jpg

 信義房屋の11月取引件数は、前月比10%増、前年同月比30%増だった。6直轄市では、台南市が前月比23%増と伸び幅が最大だった。次いで▽台中市、15%増▽台北市、13%増▽桃園市、12%増▽新北市、10%増──の順だった。一方、高雄市は8%減と唯一減少した。前年同月比では軒並み20%以上増加した。

 永慶房屋業務管理部の謝志傑資深経理は、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資増加で、住宅物件所有者が今後の市況を楽観して高値を提示し、買い手との希望価格差が開いてきていると指摘した。