ニュース 電子 作成日:2019年12月3日_記事番号:T00087196
中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は、米国以外から調達した部品で製造したスマートフォンの新旗艦機種「Mate 30」シリーズが好調な売れ行きを維持していることから、今後も部品の「脱米国化」モデルを踏襲し、台湾メーカーへの依存度を高める方針とされ、IC設計の聯発科技(メディアテック)や高周波(RF)チップの立積電子(リッチウエーブ・テクノロジー)は、同社からの受注量が大幅に増えると予想される。3日付経済日報が報じた。
ファーウェイは、スマホ入門機種の一部でメディアテックのチップを採用しており、「脱米国化」の推進はメディアテックの受注拡大に有利だ。メディアテックが来年第2四半期に量産を開始する2製品目となる第5世代移動通信(5G)対応システム・オン・チップ(SoC)は、ファーウェイによる採用が決まったと伝えられる。
ファーウェイはまた、スマホ新製品向けのフラッシュメモリーコントローラーICの主要調達先として、台湾の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)を選定したとの観測も出ている。
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