ニュース 電子 作成日:2019年12月3日_記事番号:T00087198
3日付工商時報が業界関係者の話を基に伝えたところによると、電子機器受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)は、タイの新工場で生産に向けた準備を進めており、来年6月には従業員を6,000人まで増やす方針とされる。タイ生産拠点は最終的に3万人規模に拡大する計画のようだ。
クアンタのタイ工場では当初、グーグルのスマートスピーカーや、来年発売の同社の完全ワイヤレスステレオ(TWS)イヤホン新製品や腕時計型ウエアラブル(装着型)端末(スマートウオッチ)を生産する計画とされる。
米中貿易戦争が続く中、台湾の電子機器受託メーカー大手や川中の電子部品メーカーは、東南アジアや南アジアに生産拠点を開設する「南向政策」を進めている。クアンタも今年10月初旬、タイに10億バーツ(約36億円)を投じて子会社「QMB」を設立。その後、生産体制の整備を急ピッチで進めているもようだ。
同業大手の和碩聯合科技(ペガトロン)もベトナムで小型工場棟を借り受け、中国・蘇州工場から人員を派遣するなど量産に向けた準備を進めているようだ。
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