ニュース その他製造 作成日:2019年12月3日_記事番号:T00087203
中華経済研究院(中経院、CIER)が2日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比3.8ポイント上昇の54.9で、過去1年3カ月で最高だった。2カ月連続で50を上回る「景気拡大局面」だった。中経院の陳馨蕙・助研究員は、第5世代移動通信(5G)関連向けの半導体関連設備や、鋼材など原材料の調達が増えたためと分析した。3日付自由時報などが報じた。
5G需要拡大を受け、六大産業のうち電子・光学は53.9と、前月比1.7ポイント上昇した。新規受注や生産高の指数がそれぞれ60.7、59.4と高水準だった。この他、▽基礎原材料、49.8(7ポイント上昇)▽電力・機械設備、47.7(6.3ポイント上昇)▽食品・紡織、61.7(1.4ポイント上昇)──は上昇した。一方、▽化学・バイオ医療、52.4(1.7ポイント下落)▽交通設備、47(0.1ポイント下落)──は下落した。
PMIを構成する主要5項目のうち、▽新規受注、61(前月比8.3ポイント上昇)▽生産高、60.4(5ポイント上昇)▽雇用、55.6(5ポイント上昇)▽サプライヤー納期、50.5(3.4ポイント上昇)──は上昇した。在庫は46.9ポイントと、2.8ポイント下落した。
11月の非製造業総合指数(NMI)は55で前月比1.1ポイント上昇した。9カ月連続で50を上回る「景気拡大局面」だった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722