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10月の大量解雇、今年最多の29社


ニュース その他分野 作成日:2019年12月3日_記事番号:T00087212

10月の大量解雇、今年最多の29社

 労働部が2日発表した統計によると、10月に大量解雇実施を届け出た企業は29社、対象者は計1,119人で、企業数は今年最多となった。1~10月累計は167社、1万2,596人で、対象者数は2015年の同期に次いで13年の統計開始以来で2番目に多かった。3日付自由時報などが報じた。

 10月に大量解雇を実施した企業を業種別に見ると、製造業の7社(対象者505人)が最多で、宿泊・飲食業の4社(405人)が続いた。

 企業別の主な解雇案件としては、桃園市の電子メーカーによる420人、喫茶店チェーン、金鉱咖啡(クラウン&ファンシー)による220人が目立った。中小型液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)が実施した2,000人を超える解雇は11月の統計に反映される見込みだ。

 なお11月末時点で景気を理由とした労働時間削減、いわゆる「無給休暇(実際には有給を含む)」実施を届け出た企業は46社、対象者は2,259人で、同月18日発表に比べ3社純増したが、対象者は409人減少した。