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中科売上高、22年にも1兆元へ


ニュース その他分野 作成日:2019年12月3日_記事番号:T00087213

中科売上高、22年にも1兆元へ

 中部科学工業園区(中科)の入居企業の売上高は2022年にも1兆台湾元(約3兆5,800億円)の大台に乗る見通しだ。今後、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)のP7工場や、米マイクロン・テクノロジーの中科后里A3工場の稼働が予定されている。3日付工商時報などが報じた。

/date/2019/12/03/16taizhong_2.jpg中科管理局の許茂新局長は、今年の売上高は▽第5世代移動通信(5G)▽人工知能(AI)▽スマートフォン──など向けの半導体需要が押し上げると予測した(中科リリースより)

 科技部中科管理局の2日発表によると、中科入居企業の1~10月売上高は前年同期比10.17%増の6,297億5,600万元で、同期の過去最高を記録した。就業者数は5万271人で、同期の過去最高となった。

 中科管理局は、半導体産業の大幅増収が主因と説明した。半導体産業の1~10月売上高は、前年同期比17.52%増の4,677億8,900万元で、中科全体の74.28%を占めた。次いで、光電産業が1,306億9,100万元(前年同期比7.35%減、シェア20.75%)、精密機械が212億5,200万元(12.81%減、シェア3.38%)だった。