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ヤゲオ春節も稼働、MLCC供給逼迫で


ニュース 電子 作成日:2019年12月4日_記事番号:T00087222

ヤゲオ春節も稼働、MLCC供給逼迫で

 受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)は、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の供給逼迫(ひっぱく)を受け、中国工場で春節(旧正月、2020年は1月25日)連休中に出勤する従業員を募っている他、江蘇省蘇州と広東省東莞の工場で合計1,000人の求人を行っている。従業員が紹介した友人や知人が入社すれば、その従業員に奨励金を支給する制度も導入したようだ。4日付経済日報が報じた。

 同業の華新科技(ウォルシン・テクノロジー)は、市況を楽観視しているものの、生産・出荷ペースを慎重に管理し、製品価格維持に努めている。高圧・大容量製品を主に手掛ける禾伸堂企業(ホーリーストーン・エンタープライズ)は、稼働率が8割以上に急上昇した。

 受動部品市況は昨年下半期に急落したが、近頃は第5世代移動通信(5G)のインフラ整備や最終需要の回復により、MLCC需要が急増している。