ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年12月4日_記事番号:T00087225
アルミニウム合金大手の廷鑫興業は、台湾での生産能力拡大に6億2,000万台湾元(約22億円)を投資する。電気自動車(EV)など向けのアルミ合金ファスナーやインプラント(人工歯根)用マグネシウム合金骨ねじなどの生産ラインを新設し、2022年第4四半期に稼働する予定だ。生産量の10%拡大を見込む。4日付工商時報が報じた。
廷鑫興業は、米中貿易戦争による転注でフル稼働となっており、年内に生産ライン2本を台湾に移転すると明らかにした。
廷鑫興業は、アルミ合金ファスナーは軽量化の進む▽EV▽船舶▽航空宇宙──など向けで需要が期待できると説明。また、成功大学、成功大学医学院附設医院と共同開発した医療用のマグネシウム合金製品は今年8月から同医院で臨床試験が進められており、来年にも発売されると明らかにした。
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