ニュース 食品 作成日:2019年12月4日_記事番号:T00087228
酒・たばこ大手、台湾煙酒(TTL)は3日、ウイスキー醸造の南投工場を観光工場テーマパークに転換するプロジェクトの着工式を行った。投資額は10億台湾元(約35億6,000万円)で、2022年の完成を目指す。4日付聯合報などが報じた。
TTLにとっては過去数年で最大の投資案件だ。地域経済への貢献も期待する(3日=中央社)
新たに設置されるウイスキー蒸留工場は欧州の城をモチーフにした外観で、周辺に堀や橋、城門などを設置する。園内には博物館も設ける。
同工場の敷地面積は約17ヘクタール。かつては南投県特産の果物を生かしてフルーツ酒やワインを醸造していたが、1999年の921大地震(中部大地震)で爆発と3日間の火災を伴う大きな被害を受け、損失額は40億元以上に上った。ウイスキー工場に転換したのは11年前。オマーシングルモルトウイスキーが好評を得ており、この3年に台湾内外で40以上の賞を獲得した。一方、遊休地の活用が課題となっていた。
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