食品大手の愛之味は３日、同社の人気オートミール飲料「純濃燕麦」について、米食品医薬品局（ＦＤＡ）から輸入許可を取得し、11月に同国の会員制量販店、コストコで350ミリリットル入り商品の販売を開始したと明らかにした。４日付経済日報が報じた。
同社によると、オートミール飲料は今年第１～３四半期の売上高が前年同期比50～60％成長。台湾のセブン－イレブンやコストコ（好市多）での売れ行きが好調で、特にコストコでは箱入り商品が人気商品の上位３位に入っている。
この他、血中コレステロール値の低減効果をうたう「分解茶」も好調で、台湾機能性茶飲料市場でシェア２位となっており、同社の業績に貢献している。
愛之味の今年第１～３四半期の純利益は9,722万1,000台湾元（約３億5,000万円）で前年同期比46.3％増。１～10月の累計売上高は38億9,000万元で同3.1％増となった。
