ニュース その他製造 作成日:2019年12月4日_記事番号:T00087230
台湾経済研究院(台経院、TIER)が3日発表した10月の製造業景気信号指数(速報値)は前月比0.08ポイント上昇の9.86ポイントで、今年2番目に高かった。3カ月連続の上昇となったが、製造業景気信号は12カ月連続で「青(後退)」にとどまった。石化原料価格の下落によって、輸出と輸出受注の指数が依然マイナス成長だった。4日付中国時報などが報じた。
製造業景気信号指数を構成する5項目のうち、▽経営環境(0.53ポイント上昇)▽コスト(0.07ポイント上昇)──が上昇した。一方、販売価格は0.47ポイント下落、需要は0.05ポイント下落した。原材料投入は横ばいだった。
台経院は、来年の製造業景気信号は、「青」から「黄青(後退傾向)」に改善すると予測した。米中貿易戦争による台湾への転注や半導体景気上昇が輸出を下支えする他、第5世代移動通信(5G)ネットワーク整備などの投資拡大によって、好転につながるとみている。
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