金融監督管理委員会（金管会）銀行局の３日発表によると、10月のクレジットカードによる決済総額は、前月比11.15％増の2,812億台湾元（約１兆円）だった。同月として過去最高、かつ過去５番目の高水準だ。百貨店各社の周年慶（創業祭）セールに加え、クレジットカードでの保険料支払いが決済額を引き上げた。４日付経済日報などが報じた。
発行機関別の決済額首位は、国泰世華商業銀行（キャセイ・ユナイテッド・バンク）で467億1,000万元だった。このうち保険料支払いが40億元を占めた。
２位は中国信託商業銀行（中信銀、ＣＴＢＣバンク）の414億8,000万元、３位は玉山商業銀行（Ｅサン・コマーシャル・バンク）の392億4,000万元だった。
１～10月累計の決済総額は２兆6,700億元で、同期として過去最高だった。
金管会の統計によると、10月末時点の有効発行枚数は約4,666万枚、過去６カ月以内に使用されたカードは約3,150万枚だった。
