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作成日：2008年7月10日_記事番号：T00008725
国泰人寿、ベトナムに支社設立
国泰金融控股傘下の生命保険大手、国泰人寿保険（キャセイライフ）は９日、ベトナム子会社の「ベトナム国泰人寿」を設立した。営業拠点はハノイとホーチミン市の２カ所で、退職金運用などにサービスの重点を置くとしている。10日付聯合報が報じた。
「ベトナム国泰人寿」は、台湾資本で初めてベトナム政府に認可を受けた生命保険会社となる。国泰人寿による100％出資で、資本金は6,000万米ドル。
金融機関のベトナム進出としては、国泰金控が既にベトナムに支社および支店を構えており、富邦金融控股も６月に同国での銀行支店開設を発表して他社をリードしている。
さらに注目を集めるのは、台湾系金融機関がベトナムに拠点を設ける際、すべて中央貿易開発公司が開発した経済特区内に設置していることで、同社が台湾資本のベトナム進出に大きな役割を果たしていることがうかがえる。
