ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年12月5日_記事番号:T00087251
トランプ米大統領が2日、ブラジル、アルゼンチンからの輸入鉄鋼・アルミニウム製品を追加関税の対象に含めると表明したことで、両国の熱延製品が台湾を含むアジア市場に流入し、市場価格が変動することに懸念が高まっている。5日付工商時報が伝えた。
中国鋼鉄(CSC)の翁朝棟董事長は「ブラジル製の熱延製品の動向を注視している。台湾向けの販売を発見した場合は戦い、競争力を保っていく」と述べた。反ダンピング調査の申し立てなども辞さない姿勢を示した格好だ。
米国がブラジル、アルゼンチンの鉄鋼製品に25%、アルミ製品に10%の関税を適用した場合、両国の対米輸出は大打撃を受ける。特にブラジルは米国がスラブや熱延製品の最大の輸出先であり、米国に輸出できないとなれば、欧州やアジアへの投げ売りが懸念される。
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