ニュース その他製造 作成日:2019年12月5日_記事番号:T00087254
英業達(インベンテック)傘下の太陽電池メーカー、益通光能科技(イートン・ソーラーテック)は4日、来年1月13日に株式の店頭公開を中止すると発表した。今年6月から6カ月連続で売上高がゼロとなったため、規定に従うもの。かつては2006年に台湾株式市場で最高値の1株1,205台湾元(約4,300円)を記録したこともあった。最高値銘柄だった企業が業績不振で、株式取引を中止するのは初のケースだ。5日付経済日報が報じた。
同社は01年創業で、店頭公開した06年当時は太陽電池ブームで時価総額は一時340億元を超えた。しかし、政府の支援を受けた中国メーカーとの競争で一気に業績が悪化し、09年からは10年連続で赤字を計上。今年4月には太陽電池の生産を停止し、市場から撤退した。
インベンテックは11年に50億6,000万元を出資してイートンの筆頭株主になったが、18年には59%の減資を行い、出資比率を現在は34%に引き下げている。イートンの公開中止で重荷が外れた格好だ。
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