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HTC、国防医学院にMR解剖教室


ニュース 医薬 作成日:2019年12月5日_記事番号:T00087255

HTC、国防医学院にMR解剖教室

 宏達国際電子(HTC)傘下の健康医療事業部「DeepQ」は4日、国防医学院(台北市内湖区)と提携し、複合現実(MR)技術を活用した台湾最大の解剖学教室を開設したと発表した。5日付経済日報が報じた。

/date/2019/12/05/09htc_2.jpg3次元(3D)映像によって、細部まで再現された臓器の動きを把握できる(HTCリリースより)

 DeepQの張智威(エドワード・Y・チャン)総経理によると、バーチャルリアリティー(VR)と拡張現実(AR)を融合したMRを活用すれば、教師はVRでは不可能だったインタラクティブな授業を行うことが可能となるという。

 MR解剖学教室では、視線追跡(アイトラッキング)機能を搭載したHTCのVRヘッドセット「VIVE Pro」を採用した他、学生は一体型VRヘッドセット「VIVE Focus」を使用し、自宅で解剖の訓練を行うことも可能だ。

 国防医学院の査岱龍院長は、解剖学は医学の重要な基礎であり、学生はMRによる学習を通じて臨床解剖学に対する理解力を大幅に高めることができると語った。