ニュース 電子 作成日:2019年12月6日_記事番号:T00087268
市場観測によると、モトローラの折り畳み式(フォルダブル)スマートフォン「razr(レーザー)」は、当初、友達光電(AUO)がフレキシブルアクティブマトリクス式有機EL(フレキシブルAMOLED)パネルを供給するとみられていたが、同社の生産能力では不十分と判断された結果、中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)とTCL華星光電技術(CSOT)が受注を決めたもようだ。6日付電子時報が報じた。
「レーザー」は本体価格1,499米ドルと、サムスン電子の「ギャラクシーフォールド」の1万5,999人民元(約25万円)や華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の「Mate X」の1万6,999人民元より安い。モトローラは当初、「レーザー」出荷台数は数万台と想定していたが、サムスンやファーウェイの折り畳みスマホの販売好調から、初回出荷10万台以上、その後も追加出荷があり得、AUOでは対応できないと判断したようだ。「レーザー」向けを想定していたAUOの第3.5世代生産ラインは生産能力1万5,000枚。
モトローラは11月中旬に「レーザー」を発表した。米国の通信キャリア、ベライゾン・コミュニケーションズとの提携で、12月26日より予約受け付けを開始し、2020年1月9日に発売する。その後、欧州でも販売する。
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