ニュース 電子 作成日:2019年12月9日_記事番号:T00087295
市場観測によると、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が先日発表した同社初のスマートフォン向け第5世代移動通信(5G)対応システム・オン・チップ(SoC)旗艦製品「天璣(Dimensity)1000」に続いて投入するとみられる主流・低価格製品について、サムスン電子が低~中価格スマホ「ギャラクシーA」シリーズの新製品への採用を検討している。商談とサンプル送付を進めており、早ければ来年発売の新製品に搭載されるもようだ。9日付工商時報が報じた。
証券会社によると、サムスンは既に低~中価格スマホの生産を中国のODM(相手先ブランドによる設計・生産)に委託しており、今後同クラス製品では第4世代移動通信(4G)対応機種、5G対応機種にかかわらず、メディアテックのSoCを採用する可能性が大幅に高まっている。
「天璣1000」は既に中国のスマホ大手、OPPO広東移動通信と維沃移動通信(vivo)、小米集団(シャオミ)が採用を決めているとされる他、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)も傘下の低価格ブランド「栄耀(オーナー)」向けに大量調達を検討していると観測されている。
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