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LGイノテックがPCB撤退、台湾メーカーに恩恵予想


ニュース 電子 作成日:2019年12月9日_記事番号:T00087301

LGイノテックがPCB撤退、台湾メーカーに恩恵予想

 韓国メディアの報道によると、韓国のLGイノテックがプリント基板(PCB)事業からの撤退を発表した。モバイル端末向けの高密度相互接続(HDI)基板の需要減と競争激化が原因で、年内にPCBの生産を、来年6月に販売を停止するようだ。台湾のPCBメーカーが恩恵を受ける見通しだ。8日付工商時報が報じた。

 LGイノテックの今年のPCB生産量は約15万6,000枚と、2013~16年の年間水準の30%に、設備稼働率は約51%に低下したようだ。

 台湾メーカーではHDIの出荷面積シェア世界最大手の欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)をはじめ、▽華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)▽臻鼎科技控股(ZDT)▽健鼎科技(トリポッド・テクノロジー)▽燿華電子(ユニテック・プリンテッド・サーキット・ボード)──の大手各社が恩恵を受ける見通しだ。