ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年12月9日_記事番号:T00087302
9日付経済日報が業界の分解レポートを基に伝えたところによると、米電気自動車(EV)大手、テスラの主力車種「モデル3」では、動力バッテリーの電源管理システムで使用されるプリント基板(PCB)やフレキシブルプリント基板(FPC)、銅張積層板(CCL)などの供給を、中国メーカーがほぼ独占している状況が明らかとなり、台湾メーカーが警戒感を強めている。
経済日報によると、同システム向けPCBの供給元は、台湾の楠梓電子(WUS)が出資する中国江蘇省・滬士電子以外の9社全てが中国メーカーだ。これらの中国メーカーは垂直統合の一環としてCCLを自国内で調達している。
一方、モデル3のセンターコンソール用ディスプレイ関連では、タッチパネルの宸鴻科技集団(TPKホールディング)やPCBの臻鼎科技控股(ZDT)が供給。電機駆動システム関連では、鴻海科技集団(フォックスコン)が計器盤ディスプレイや駆動モジュールを供給するなど、台湾勢が重要な役割を果たしている。
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