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スナック菓子「乖乖」、三地開発が経営権掌握


ニュース 食品 作成日:2019年12月9日_記事番号:T00087307

スナック菓子「乖乖」、三地開発が経営権掌握

 不動産開発の三地開発実業の鍾嘉村董事長は6日、スナック菓子「乖乖」やビスケットの「孔雀餅乾」で知られる乖乖公司の経営権を掌握したと明らかにした。7日付経済日報が報じた。

 乖乖公司では昨年、兄弟間の経営権争いが起き、同年12月の臨時株主総会で赤字経営に対する廖明輝董事長(当時)の責任を追及した実兄の廖清輝氏が経営権を掌握していた。

 三地開発グループは乖乖公司の株式の過半を取得後、役員改選で董事3人、監事1人のポストを獲得し、鍾氏が董事長に就任した。総経理は廖清輝前董事長の娘、廖宇綺氏が務めている。

 鍾氏は、乖乖公司のブランド刷新に取り組んでおり、新工場と観光工場を設置すると明らかにした。また、将来的には中国、東南アジア市場への進出も視野に入れていると説明した。