ニュース 公益 作成日:2019年12月9日_記事番号:T00087312
経済部は6日、2020年度の電力買い取り価格を発表し、洋上(オフショア)風力発電は1キロワット時(kWh)当たり5.0946台湾元(約18.2円、20年間固定)へと前年比7.6%引き下げ、太陽光発電は3.9408~5.7788元へと0.34~2.44%引き下げた。台湾の洋上風力発電事業に参入する海外大手では、独wpd傘下の達徳能源が桃園市沖で計画する「麗威」(設備容量350メガワット=MW)のみが台湾電力(台電、TPC)との契約を終えておらず、影響を受ける見通しだ。7日付経済日報が報じた。
太陽光発電は、69キロボルト(kV)以上の昇圧ユニット付きの設備を設置した場合、審査時の買い取り価格の適用可能期間を、現行の経済部能源局(エネルギー局)の同意後12カ月以内の完工から18カ月以内の完工に延長する。また、屋根付きの屋外運動場に設置する場合は買い取り価格を6%上乗せ、原住民居住地域またはへき地への設置には1%上乗せする。経済部はこれらの奨励措置によって太陽光発電設備の設置拡大を見込む。
経済部は南部、北部での公聴会を通じて各界の意見を聴取後、年内に買い取り価格を正式決定・発表する予定だ。
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