ニュース 電子 作成日:2019年12月10日_記事番号:T00087323
放熱モジュール大手、超衆科技(CCI)は9日、ベトナム・ハノイ市への工場設置を董事会で決定した。投資額は7年間で合計約4兆ドン(約187億5,000万円)で、台湾放熱モジュール業界で過去最大の海外投資となる。生産項目は携帯電話向けのベイパーチャンバー(VC)と放熱モジュールで、同工場の稼働後、VC生産能力は現在の2倍以上に拡大する。現在はベトナム政府による認可待ちの段階で、早ければ2020年1月に工場に着工する。10日付経済日報が報じた。
CCI、双鴻科技(オーラス・テクノロジー)、泰碩電子(タイソル・エレクトロニクス)などの放熱モジュールメーカーの顧客は大部分が中国、韓国の携帯電話メーカーで、現時点では米中貿易戦争の影響を受けていない。ただ、今後米国顧客からの受注を視野に入れた場合、中国以外に生産拠点を置く必要があり、ベトナム投資はリスク分散も兼ねて決定したとみられる。
CCIが同日発表した11月連結売上高は7億6,600万台湾元(約27億3,000万円)で、前月比3.8%減、前年同月比7%増だった。
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