ニュース 食品 作成日:2019年12月10日_記事番号:T00087329
食品大手、義美食品(I-Meiフーズ)の高志明総経理は、雲林県斗六市に台湾最大となるタピオカパール工場を設置すると明らかにした。来年3月の量産開始を予定する。10日付自由時報が報じた。
生機生医中心の着工式典。義美は「食品業の台湾積体電路製造(TSMC)」になることを期待されている(総統府リリースより)
高総経理は、台湾にあるタピオカパール工場の多くは、生産工程などが先進国の基準に合致しておらず、義美は海外の取引先からタピオカパール原料の供給を要請されたと説明した。
行政院農業委員会(農委会)の統計によると、台湾のタピオカパール輸出量は2009年時点で5,393トンだったが、日本などでのタピオカミルクティーのブームを受け、昨年は3万2,747トンへと約6倍に増加。今年1~10月は5万3,315トンと前年通年の1.62倍に拡大した。
台湾のタピオカパールメーカーは20~30社あるが、日産能力が30トンを超えるのはわずか5~10社だ。
義美は9日、桃園市平鎮区でバイオ製品の研究開発(R&D)・生産拠点「生機生医中心」に着工した。地上10階・地下1階建てで、21年に稼働する予定だ。投資額は30億台湾元(約107億円)。
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