ニュース 電子 作成日:2019年12月11日_記事番号:T00087352
国家通訊伝播委員会(NCC)は10日、第5世代移動通信(5G)に割り当てられる周波数帯の入札を開始し、10回目の入札までに入札総額は267億7,400万台湾元(約960億円)となった。総額ベースでは最低制限価格の300億元に到達していないが、最も人気が高い3.5ギガヘルツ(GHz)帯の入札総額は最低制限価格を9.3%上回る265億6,800万元となり、各社が激しく競合している。入札総額は最終的に500億元に達するとみられている。11日付工商時報が伝えた。
陳耀祥NCC主任委員代行は10日、入札が2週間以内に終わることを期待すると語った(10日=中央社)
入札方法は第4世代移動通信(4G)と比べ一部変更された。通信キャリアが取得を希望する周波数幅を申し出た上で、競り上げ入札を行う方式を取る。過去に採用していた「同時複数ラウンド 競り上げ入札(SMRA)」方式を改良した制度だ。具体的には応札が割当枠を上回る場合、価格を3%引き上げて入札を継続。2回連続でどのキャリアからも取得希望が出なくなった段階で入札終了となる。
初日は3.5GHz帯の27の周波数ブロックに対し、30ブロック以上の取得希望があった。各社が1ブロックずつ譲歩したとしても、まだ割当枠を上回るため、入札は長引く可能性がある。入札は11日も継続される。
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